住宅ローンの金利差0.5%なら借り換えるべき?メリットと注意点を計算
「今より金利が0.5%低い住宅ローンを見つけたが、借り換える価値があるのか」と迷う方は少なくありません。金利差0.5%は借り換えの目安としてよく挙げられる数字ですが、借入残高や残りの返済期間によって、メリットの大きさはかなり変わります。ここでは金利差0.5%のケースに絞って、具体的な効果を計算します。
自分の場合はいくら得?
無料シミュレーション金利差0.5%の意味
金利差0.5%とは、例えば現在1.0%で返済しているローンを0.5%の商品に借り換える、あるいは1.5%を1.0%にするといったケースを指します。絶対値としては小さく見える差ですが、住宅ローンは借入額が大きく返済期間も長いため、総返済額への影響は決して小さくありません。
借入残高別に見る金利差0.5%の効果
残りの返済期間20年、現在の金利1.0%から0.5%へ借り換えたと仮定し、借入残高別に総返済額の軽減効果を試算すると、以下のようになります。
| 借入残高 | 現在のまま返済した場合の総返済額 | 借り換え後の総返済額 | 軽減効果(諸費用は含まない試算) |
|---|---|---|---|
| 3,000万円 | 3,311万円 | 3,153万円 | 158万円 |
| 4,000万円 | 4,415万円 | 4,204万円 | 211万円 |
| 5,000万円 | 5,519万円 | 5,255万円 | 264万円 |
※元利均等返済・ボーナス払いなしを前提とした試算です。実際の返済額は金融機関の商品条件(返済方式・団信の有無など)によって異なります。正確な金額は無料診断でご確認ください。
残りの返済期間による違い
借入残高4000万円で金利差0.5%(1.0%→0.5%)の場合、残りの返済期間によって軽減効果は次のように変わります。
| 残りの返済期間 | 現在のまま返済した場合の総返済額 | 借り換え後の総返済額 | 軽減効果(諸費用は含まない試算) |
|---|---|---|---|
| 10年 | 4,205万円 | 4,102万円 | 103万円 |
| 20年 | 4,415万円 | 4,204万円 | 211万円 |
| 30年 | 4,632万円 | 4,308万円 | 323万円 |
※元利均等返済・ボーナス払いなしを前提とした試算です。実際の返済額は金融機関の商品条件(返済方式・団信の有無など)によって異なります。正確な金額は無料診断でご確認ください。
金利差だけでは判断できません。残高・残り期間・諸費用を含めて計算してみましょう。
無料シミュレーション0.5%でもメリットが出やすいケース
上の表のとおり、残りの返済期間が30年ある場合は軽減効果が約323万円になる計算ですが、残り10年では約103万円にとどまります。借入残高が大きく、残りの返済期間が長いほど、金利差0.5%のメリットは実感しやすくなります。
0.5%でもメリットが小さくなるケース
借入残高が少ない、または残りの返済期間が短い場合、金利差0.5%による軽減効果が諸費用を下回り、実質的にはあまり得にならない、あるいは損をしてしまうケースもあります。月々の返済額だけを見て判断せず、総返済額と諸費用を含めた実質メリットで確認することが重要です。
借り換えでは諸費用がかかるため、数字の大小だけでは判断できません。詳しくは「住宅ローン借り換えに必要な諸費用」をご覧ください。
よくある質問
Q. 金利差0.5%ならどんな人でも借り換えるべきですか?
A. 借入残高が大きく、残りの返済期間が長いほどメリットが出やすい傾向がありますが、諸費用を差し引いても得になるかは条件によって異なります。ご自身の借入残高・残り期間で試算してから判断することをおすすめします。
Q. 金利差0.5%で総返済額はどれくらい変わりますか?
A. 借入残高4000万円・残り30年・金利差0.5%(1.0%→0.5%)のケースで試算すると、総返済額は約323万円軽減される計算になります。借入残高や残り期間によって金額は変わるため、具体的な数字は無料診断でご確認ください。
Q. 金利差0.5%より小さい場合は借り換える意味がないですか?
A. 意味がないとは言い切れません。借入残高が非常に大きい場合は、金利差0.5%未満でも軽減効果が諸費用を上回ることがあります。反対に金利差0.5%あっても借入残高が少なければ効果が小さいこともあるため、金利差の大きさだけで判断しないことが大切です。
ご自身の借入残高・現在の金利・残りの返済期間を入力すれば、金利差0.5%の借り換えで実際にいくら変わるのか、諸費用を含めた実質メリット額を無料診断で確認できます。