自営業・個人事業主でも住宅ローンの借り換えはできる?審査のポイントを解説
自営業や個人事業主は、会社員に比べて住宅ローンの審査が厳しいと言われることがあります。借り換えの場合も基本的な考え方は同じですが、見られるポイントや必要書類が会社員とは異なります。ここでは自営業者が借り換えを検討する際に押さえておきたいポイントを整理します。
自分の場合はいくら得?
無料シミュレーション自営業・個人事業主でも借り換えは可能
自営業や個人事業主であることを理由に、借り換えができないわけではありません。実際に自営業者向けの住宅ローンを取り扱う金融機関は多くあります。ただし収入の証明方法や審査で確認される内容が、会社員とは異なる点を理解しておく必要があります。
会社員と異なる審査のポイント
自営業者の審査では、主に次のような点が重視される傾向があります。
- 直近2〜3期分の所得(利益): 売上ではなく、経費を差し引いた後の所得(課税所得)をもとに審査されるのが一般的です。
- 所得の安定性: 単年度の所得だけでなく、複数年分の推移から収入が安定しているかが見られます。
- 事業の継続年数: 創業から一定期間(3年程度など)が経っていることを条件とする金融機関もあります。
- 納税状況: 税金を滞納していないかも確認されます。
審査に必要な主な書類
会社員の源泉徴収票にあたる書類として、主に次のような資料の提出が求められます。
- 確定申告書(控え)一式: 直近2〜3期分が求められるのが一般的です。
- 青色申告決算書または収支内訳書: 事業の収支内容がわかる書類です。
- 納税証明書(その1・その2): 税務署で取得できる、納税額や所得金額を証明する書類です。
- 事業の概要がわかる資料: 業種や事業内容によっては追加で求められることがあります。
金利差だけでは判断できません。残高・残り期間・諸費用を含めて計算してみましょう。
無料シミュレーション節税対策が審査ではマイナスに働くこともある
確定申告時に経費を多く計上して所得を抑える節税は、自営業者にとって一般的な対策ですが、住宅ローンの審査では「所得」の金額をもとに返済能力が判断されるため、節税によって所得が低く見えると、かえって審査で不利になることがあります。借り換えを考えている場合は、申し込み時期の1〜2年前から所得の見え方を意識しておくと安心です。
法人代表者の場合の注意点
個人事業主ではなく法人の代表者としてローンを借りている場合、個人の役員報酬に加えて、法人の決算内容(売上・利益の推移、負債状況など)もあわせて審査されることがあります。法人の業績が個人の審査に影響する点は、個人事業主とは異なる注意点です。
自営業の借り換えを進めるコツ
審査基準は金融機関によって差が大きいため、次のような進め方が有効です。
- 複数の金融機関に事前審査を申し込み、条件を比較する
- 確定申告の内容について、早めに税理士に相談しておく
- 自営業者向けの実績が豊富な金融機関を候補に含めて検討する
よくある質問
Q. 自営業や個人事業主でも住宅ローンの借り換えはできますか?
A. はい、自営業・個人事業主であることを理由に借り換えができないわけではありません。ただし収入の証明方法や審査のポイントが会社員とは異なるため、必要書類や審査基準を事前に確認しておくことが大切です。
Q. 自営業者の審査では何をもとに収入が判断されますか?
A. 売上ではなく、確定申告書に基づく所得(経費を差し引いた後の利益)をもとに判断されるのが一般的です。直近2〜3期分の推移から、収入が安定しているかも見られます。
Q. 節税をしていると借り換えの審査に不利になりますか?
A. 経費計上による節税で所得が低く抑えられていると、住宅ローンの審査上は返済能力が低いと判断されやすく、不利に働くことがあります。借り換えを検討する時期が決まっている場合は、事前に所得の見え方を意識しておくと安心です。
自営業者の審査基準は金融機関によって異なるため、実際に借り換えができるかどうかは事前審査で確認するのが確実です。まずは無料診断で、借り換えによるメリットの目安を確認してみましょう。